長期投資が危険すぎる理由について
株式市場は大きく低迷しているなかで急速に円高が進んでいるわけですが、これをチャンスと
ばかりに外貨預金を始められる方が増えているようです。
ここ数年で株式投資からFXや外貨預金のような外貨投資にシフトされる方が増えているようで
すが、いずれにせよ長期投資は控えなければなりません。
企業業績云々ではなく、あまりにも世界的にファンダメンタルズが悪すぎるからです。欧州は
一応ひと段落しているように見受けられますが、あの悪名高いサブプライムローン関連の債券
を一番多く購入したのが欧州の金融機関です。
米国の住宅市場が低迷し、商業不動産が暴落しているわけです。不動産市場が壊滅的な状況に
あるわけですから、今後さらに同債券へ投資した含み損を拡大する可能性が高いです。
それが明るみになったときには株やFXをやっていられる状況ではなくなります。お金を絶対に
損したくないというのであれば、投資は控えるべきです。
暴落時は大きく動くので大きな利益を狙うチャンスでもあるわけですが、失敗すると反対に大き
な損失をこうむりますので、つねに身軽なポジション取りながら取引するべきです。
tag : 株式投資
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